書評・読書レビュー

<書評>過去から来た女・赤川次郎:mimi読書ブログ

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過去から来た女
赤川次郎
株式会社 角川書店

過去から来た女

知り合いの方から、ご自身の本棚より、6冊の文庫本をお借りしました。こちらは、その内の1冊で、昭和62年発行のものでした。自分の産まれ年と近く、タイムスリップしてみようと思います。

本書は、昭和58年「田園殺人事件」双葉社を改題したものであり、その時代に生まれた物を今手にしていると思うと不思議な感覚になりました。産まれ年のワインに出会った気分で本書を読んでみたいと思います!

読み始めは、聞きなれない慣用句に出会い頭にぶつかる。意味を調べながら、数ページ読むのに手こずった。

『大向こうを唸らせる』
意味:役者がうまい芸で大向こうの観客を感嘆させる。優れた技術で多くの人々を博する。

となってくると、大向こうとは何か?調べて見ると、歌舞伎の席の位置らしいが、いまいちピンと来ないまま読み進める。

まだまだ、読書は未熟な自分は時間がかかるが、だんだんと引き込まれていく。登場人物の故郷が舞台。あの頃と変わった故郷に、東京から帰って来た女が見た、表と裏。東京へ出て都会の生活をしていても、どこかで故郷の血を感じる女。

そこで、起きた事件と関わる人物それぞれが目にした事実は事件の真実へたどり着くのか。個々の秘密が、集団になった時、罪であればあるほど、表には出てこない。暴かれ様とする時には、必ず犠牲がでる。

クライマックスはやはり、サクサク読めました。

最後までお読み頂きありがとうございました (^ο^)/

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