書評・読書レビュー

<書評>小説 拝金・堀江貴文:mimi読書ブログ

 

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小説 拝金
堀江貴史
株式会社 徳間書店

堀江貴史さん小説デビュー作である『拝金』

1/3読み終えた頃、これ1冊読んだら起業できてしまいそうだなと思ってしまいました。

登場人物の様に、『本当に』稼ぐにはどうすれば良いか教えてくれる人など、なかなか近くに居ないものですよね。特に儲かるビジネスなんて、人には教えたくないと思う人の方が、多い気がします。

しかし、この『拝金』ではフィクション小説のふりをしながら手とり足とり稼ぎ方を教えてくれてい様でした。

稼げるビジネスを始めるなら、どの業種が良いのか。元手が少なく、定期的な収益が望めるもの。在庫を抱える必要がないもの。利益率の良いもの。それらは、他者の真似でも良いが『ナイスアイディーア』(登場人物のセリフ)がプラスされていることが条件である。

そして、売る商品が決まれば、広告。広告は無料で体験してもらう事が利益率に繋がる広告である。
(自分も3巻目まで無料の電子書籍で漫画を全巻買ってしまった経験が何度かあります)

この情報が、物語を通して、一冊のうちのほぼ1/3に書かれていました。なんて大胆なんだろうと思いながら前半を読み終えました。

後半は帯にも書かれている様に、ライブドア事件を題材(?)に物語が進んで行きます。人の欲望が描かれていたり、あとがきにもあるように堀江さんの『表立っては話せない、とっておきのネタ』も沢山あり、見たことのない世界が広がっていました。前半を読んでいる時とは違う感覚になり、人の欲望はどこまで行けば満たされるのか、その先にはどの様な景色が待っているのか考えさせられます。

規模に関係なく、欲望を満たした人は、更なる欲望が沸いてくる。満たされない欲望がある状態は、まだ楽しみが沢山残っているという意味で強みになるのでは、という感覚になりました。

最後までお読み頂きありがとうございました (^ο^)/

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