こんにちは!mimiです
今回はあの名作少女マンガこどものおもちゃ
について語りたいと思います。
なぜ今この話題なのか
なぜ今このテーマでブログを書いているかというと
今現在(2019/3)前田裕二さんの著書「メモの魔力」やはあちゅうさんの手帳メモ専用instagramが話題になり、改めてメモや書くことが注目されています。
私もメモは好きな方で考え事や悩みは紙に書くのですが、その原点がこのこどものおもちゃでした。マンガレビューと思って来て頂いた方も是非当記事を読んでいって下さい。
こどものおもちゃとは
小花美穂さんの作品である、こどものおもちゃ。1990年代「こどちゃ」の愛称でりぼん連載と単行本や、アニメで当時大人気でした。アニメのみを見ていた方にはギャグマンガのイメージが強いですかね。
単行本でもギャグの要素はもちろんあるのですが、その裏でテーマとして学級崩壊・いじめ・家庭崩壊・親子関係・人間関係・恋愛・・・と結構シリアスな内容になっています。大人になった今読んでも熱中してしまいます。
様々な悩み・葛藤・自分の弱さ・自分の置かれる状況を乗り越える登場人物を見ていると自分と重なったり、問題解決の糸口を見つけてくれる。そんな少女マンガになっています。
主人公倉田紗南
紗南は子役として人気の女の子で、母親は小説家の倉田実紗子。この実紗子は実の母親ではなく、生後間もなく捨てられた紗南を保護し育てることを決意します。
そして、紗南が子役として活躍し有名になり、いつか産みの母親が名乗り出てくることを望んでいました。
TVで活躍しながら、小学校生活では問題だらけ。その学校の問題児が羽山秋人。この秋人も実は家庭で問題を抱え生きづらさを感じていました。紗南と出会い変わっていく秋人。
単行本ではこの小学生時代から中学生時代までが描かれています。
当ブログ注目の単行本6巻
中学生になった主人公倉田紗南は映画撮影のため山籠もりをすることに。そして撮影途中で秋人と親友がつき合い始めることを知る。
秋人のことが好きだと、自分の気持ちに気づき仕事が手につかなくなった紗南のもとに、母実紗子がチャーターしたヘリで飛んでやってきます。
落ち込んでいる紗南に激を飛ばす実紗子
❝悩みから逃げようとしているからダメなのよ。思いっきり悩みなさい。いつかあの頃あんなことで悩んでたなって笑ってるわよ❞
と紗南に悩みや今の状況を紙に書くことをすすめます。
すると、紗南は思いをすべて紙に書きだし「私はこのままでいいのだ」と気持ちがスッキリし前に進むことができる。というシーンがあります。
このシーンは私の人生で壁にぶつかった時に必ず思い出します。紙に書きだす。思いや葛藤をすべてはきだし、自分はどうするのか?見つめることでおのずと答えが見えてくる。
最後に
今この記事を書いている時に、改めて「こどものおもちゃ」を読み返してみたのですが泣けました。
紗南と秋人、そして母や周りの人物や友人は、お互いが生きる希望・支えであるというところでマンガは終わります。
誰かが誰かの生きる励みとなり勇気となる。その誰かが、また他の誰かの生きる励みとなる。そんな壮大なテーマに大人になった今気づき、涙が溢れてしまいました。
最後までお読み頂きありがとうございました (^ο^)/
こどものおもちゃ(全7巻セット) | ||||
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