こんにちは!mimiです
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「読書する人だけがたどり着ける場所」
著者 齋藤 考 出版社 SB新書

しばらくぶりの読書となってしまった時に本書と出会い本の魅力を再確認し、読書欲が湧いてきました。
ネットの普及や時代の変化により
『知らなくても生きていけた』
がそうではなくなってきている様です。
そんな今こそ、改めて読書について考えてみましょう ^^)
読書する人だけがたどり着ける場所
2019/6/14 読了
読みたい本があり書店へ足を運ぶと、とても気になる一冊と出会いました。それがこの
「読書する人だけがたどり着ける場所」
著者の齋藤 孝さんは「声にだしてよみたい日本語」等ベストセラー著者として有名な大学教授の方であり、他の著書も気になります。
本書を初めて読み終わった後
「本を読みたい」
そう思い今手元にある本、電子書籍をいくつか手に取りました。
そのくらい自然と本に手が伸びる内容となっていました。
それでは、感想と学んだことを書いていきたいと思います。
浅い・深いの差はなぜ生まれるのか
ネットでは興味を引くタイトル、目を引くパッケージ
これらで集客を図るコンテンツが溢れています。
きれいな画像やインパクトのあるフレーズに飛びつき薄い情報を数多く得て、終わりになっていませんか?
広告や集客、ビジネスにおいてネットは便利で有効なのかもしれませんが、自分が深い知識や情報を得る方法としてネットのみを選ぶことはいかがなものなのか?と本書に触れて改めて考えさせられました。
もちろんネットにも有益な情報はありますが、そこにたどり着くのはなかなか難しく、本から得られるような深みは無いように思います。
ある『一つの話題』に関する情報をネットのみで仕入れ、人に話す場合だと「○○らしいよ」という一言で終わってしまいそこに深みは感じられません。
自身で情報発信や、ネットでの収益を得るのも、自分自身が良く分かっていないと上手くは行かない様です。
一方、同じネットで得た情報に関して、すでに何らかの知識を本で得て、さらに思考を深めた人は『一つの話題』に関して深みが出ます。関わる人物や歴史・・・話を聞いていて楽しいと感じる人は読書家が多い印象です。
そして本書のタイトル
「読書する人だけがたどり着ける場所」
目には見えない、実態のないその場所へたどり着くには何をどのように読むのか
- 思考力を深める
- 知識を深める
- 人格を深める
- 人生を深める
本書では、主にこの4つを深める読み方が詳しく解説されています。
そして、ネットにしろ本にしろ、受け取る時の姿勢や見極めで深さに差が生まれることは明確です。
深めるには
『一冊の本』を読んだという事実
この同じ事実でも〚どのように〛が加わると大きく変わります。
ここでは、本文を読んだ際に私自身が、ノートにまとめたモノを掲載していきたいと思います。
読書をする際に物事や人物 を 自分の身の回りの事・自分自身 に置き換えて考える
そして驚き・感動・心が動く時に「知」が生まれ、その「知」を積み重ねる
物事や人物を明確に把握し認識する、その成果として知識を得る。それを繰り返すことが深みに繋がる
「読書する人だけがたどり着ける場所」
その場所へ行ける人はこの方法を選ぶ人なのではないか
本文の内容の受け取り方は人それぞれですが、ご自身で本書の内容を深めてみるのも発見があって良いのでは( ..)φ
複数の本を読む利点
一つのジャンルの書籍に関して「書かれていることはどれも同じ、一冊よめば十分」という意見を見かけます。
インパクトのあるフレーズを拾って終わりなのでしょうか。
同じフレーズでも、著者の見解やどのような経験からその言葉が生まれたのか
同じ著者の別の本・同じテーマで違う著者の本を読み重ねると、より理解が深まったり、自分の理解に合う言い回しに出会った経験が私もあります。
複数の本を読むことで、その言葉の持つ意味を深く理解できること。
複数の書籍に触れることでしか実感出来ないと思います。
最後に
本文中に、世の中にある大量の本を目の前にした時どう感じるか?という問いがあります。
ワクワクするのか、それとも読み切れない恐怖を感じるのか
私は「とてもじゃないけど読み切れない」という感想を抱きました。
もう時間がない
浅いものに付き合っていられない
(本文より一部を引用)
この一文にハッとさせられ、図書館や書店に今すぐ向かいたいという気持ちが湧きました。
本書でも紹介されている名著といわれるものを私自身全く読んだことがなく、数年前からビジネス書を読むようになってから、本を手に取る様になりました。
きっかけはビジネス書でしたが、書店に足を運ぶ習慣が付いたことによって本書にたどりつくことが出来ました。
最後までお読みいただきありがとうございました(^^)/
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